自宅でポッドキャストを録音する前に確認したい5つのこと
ポッドキャストを始めようと思ったとき、多くの方が最初にマイクを探し始めます。でも実際には、どんなに良いマイクを使っても、部屋の音響環境が悪ければ収録音声はこもって聴こえます。機材を買う前に、まず自分の部屋の音を確認してみましょう。
反響音(フラッターエコー)を確認する
手を一回叩いて、その後に「パン、パン、パン」と繰り返す反響が聞こえたら、フラッターエコーが発生しています。これはコンクリートや石膏ボードの壁が向かい合っているときに起きやすく、マイクがそのまま拾ってしまいます。
対策は吸音材を壁に貼ることですが、賃貸の場合は難しいこともあります。そのときはクローゼットの中や、布団を周りに立てかけた場所で録音するだけでかなり改善します。
エアコンと冷蔵庫のノイズを確認する
夏場の収録で一番多い問題がエアコンのノイズです。マイクから1〜2メートル離れていても、エアコンの風切り音や室外機の振動がマイクに入ることがあります。収録前にエアコンを止めて、30秒間無音で録音してみてください。その音声を再生して、ノイズが聞こえるかどうか確認します。
冷蔵庫も同様です。コンプレッサーが動くタイミングで低周波ノイズが入ることがあります。収録スペースを冷蔵庫から離れた部屋にするか、収録中だけ電源を切る(食品の安全を確認した上で)という対策があります。
スマートフォンの通知をオフにする
収録中にスマートフォンの通知が鳴ると、編集で切り取る必要が生じます。収録前に機内モードにするか、通知をすべてオフにする習慣をつけましょう。Bluetoothイヤホンを使っている場合も、接続音が入ることがあるので外しておくと安全です。
マイクの向きと距離を固定する
マイクから口までの距離が変わると、音量と音質が変わります。理想は10〜15cm程度の距離を保つことで、マイクスタンドを使って固定するのが確実です。口の正面ではなく、少し斜め(30〜45度)に向けると息の音(ポップノイズ)が入りにくくなります。
これらを確認してから収録を始めると、編集の手間がかなり減ります。それでも「自分の環境で大丈夫か不安」という方は、スポット相談で録音サンプルを聴かせてもらえれば具体的なアドバイスができます。